なんとなく疲れやすいときに知っておきたい「鉄」のこと
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「しっかり寝ているのに、なんとなく疲れが抜けない」——そんなとき、原因は生活リズムや運動、ストレスなどさまざまです。その背景のひとつに、栄養バランスがあります。よく話題になる成分が「鉄」です。ここでは鉄がどんな栄養素で、いまの自分がどのくらい摂れているのかを知るところから、いっしょに整理していきます。
鉄は体の中でどんな役割をしている?
鉄は、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの材料になる栄養素です。ヘモグロビンは、肺で受け取った酸素を全身の細胞へ運ぶ役割を担っています。
そのため鉄が不足した状態が続くと、一般に次のようなことが起こりやすいとされています。
- 体がだるい・疲れやすいと感じる
- 集中が続きにくい
- 顔色がさえない
これらは鉄以外の要因でも起こります。あくまで「鉄が関わることもある」という一般的な知識として捉えてください。
日本人は、鉄をどのくらい摂れている?
鉄の目安量は「日本人の食事摂取基準(2025年版)」で定められています。国の調査(国民健康・栄養調査)による平均摂取量と比べると、特に月経のある年代の女性は不足しやすい層とされています。
目的や属性を入力すると、公的な基準と比べた過不足を確認できます。
自分の鉄が足りているか、栄養チェックで測る鉄を多く含む食品と、吸収のコツ
食品に含まれる鉄には、吸収されやすいヘム鉄(赤身の肉・レバー・あさりなど動物性)と、非ヘム鉄(大豆・小松菜・ひじきなど植物性)があります。
吸収を意識するなら、次の点が知られています。
- ビタミンCと一緒に摂ると、非ヘム鉄の吸収を助けるとされる
- カルシウムや、お茶・コーヒーのタンニンは吸収を妨げるとされるため、時間をずらすとよい
まずは日々の食事で、鉄を含む食品を少し意識するところからで十分です。
それでも足りないと感じたら
食事で補いきれないときは、サプリメントで無理なく補うのもひとつの方法です。ただし鉄は摂りすぎにも注意が必要な成分で、上限量が定められています。サプリで摂る場合は用量を守り、持病や服薬がある方は医師・薬剤師に相談してください。
「効く・治る」ではなく、まず自分の栄養バランスを知り、足りないところを無理なく補う。その入り口として、栄養チェックや鉄の成分ページを使ってみてください。
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よくある質問
- 鉄は1日どのくらい必要ですか?
- 目安は「日本人の食事摂取基準(2025年版)」で定められ、性別・年代・月経の有無で異なります。月経のある女性は多めに設定されています。具体的な数値と、あなたの属性での目安は成分ページや栄養チェックで確認できます。
- コーヒーやお茶と一緒に摂ってはいけませんか?
- お茶やコーヒーに含まれるタンニンは、植物性の鉄(非ヘム鉄)の吸収を妨げるとされます。気になる場合は、食事や鉄を含む食品との間を30分〜1時間ほどずらすと安心です。
- サプリで摂ってもいいですか?
- 食事で足りないときに補う手段のひとつです。ただし鉄には摂取の上限量があり、摂りすぎには注意が必要です。持病がある方や薬を飲んでいる方は、医師・薬剤師にご相談ください。
本記事の栄養数値は「日本人の食事摂取基準(2025年版)」に準拠しています。